松皮色衣

 

当山では来月5,6日に勤修する報恩講ですが群馬組内ではすでに行われたお寺もございます。 重恩寺での報恩講ではこれまで用いていませんが、群馬組での共通の衣を今年刷新いたしました。 群馬組で共通とあるように、栃木など他の地域からも出勤がある重恩寺では宗派で定めら れている衣を着用しています。

この場合必ずしも全員が同じ色の衣をまとうとは限りません。色とりどりの装束で集まる華やかさもありますが、統一感のある共通の装束も引き締まる 感じがあってどちらにも良さがあります。

 

この度の群馬組の衣は写真に示した通り赤系統の配色です。 松皮色という名前の赤ですが寡聞にして初めて聞く名前でした。松の皮のような濃い赤か らとられた表現ですが、このように一口に赤といっても様々な色味があります。 今文字を打ち込んでいる PC で「あか」と打ち込んで変換してみるだけでも、赤系統を表す 文字が5種類も出てくるほどです。

 

法衣や仏具の名前では、そうした普段馴染みのない色や模様の名前が残っていますので、また機会がありましたらご紹介したいと思います。