また会える

長く暑い夏が過ぎ、ようやく秋めいてきました。

秋季彼岸中に募った義捐金は、お陰様で77525円となり、過日、築地本願寺に収めてまいりました。皆さまのご協力に篤く御礼申し上げます。

 

今日は清々しい秋晴れですが、朝晩と日中の気温の寒暖差がありますし、インフルエンザが早い流行となっておりますので、お気を付けてお過ごしください。

 

既にご案内を発送させていただきました通り、来月5日は報恩講法要をお勤めいたします。

コロナ禍中は取りやめていたお斎(昼食)が今年はございます。

「また会えましたね」とお話するのは楽しいものです。

お斎の時間が、ご門徒さん同士の和やかな歓談の時になりますと幸いです。

是非、お誘い合ってお参りください。

 

「また会える」について、伝道資料センターのリーフレットにこんなことが書かれておりました。

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「また会える」

この言葉にどれほど多くの方が救われてきたことでしょうか。

 

会者定離。出会った者は定めて離れていかなければなりません。

しかし、それが永遠の別れで終わらずにまた会える世界がある。

この浄土の教えに多くの方が手を合わされました。

 

このことは単に未来での再会を説いたものではありません。

浄土を思い手を合わせるところに、既に故人との再会は果たされています。

むしろ私が手を合わせることも、口に「南無阿弥陀仏」と称えることも浄土に生まれられた故人の導きによるものです。

先立たれたいのちは、決して遠い世界で待っておられるのではなく、今ここにご一緒くださっているのです。