常に変化

今月5日、当山報恩講法要をお勤めしました。

今年度もコロナ禍を考慮し、総代さま、役員と婦人会の皆さまのご参拝のみの縮小した形式のお勤めでした。お参りいただいた皆さまに感謝申し上げるとともに、ご案内できなかったご門徒の皆さまには大変心苦しく、深謝致します。

ここに来て、新型コロナの第8波に入ったと報じられるようになりました。

またかと思わずにはいられませんが、なによりお身体をご自愛くださり、穏やかでお健やかな日々をお過ごしください。

 

以前、ご紹介した本願寺インスタ倶楽部の記事を本日も引用させていただきます。

《 いやなことばかり 続かない 》

今回の言葉は、新型コロナの再拡大が繰り返される中で、たくさんの「いいね(共感)」がありました。多くの方が、言葉にできないほどつらい思いを抱えておられることが想像されます。(中略)

仏教には「諸行無常」という基本となる真理があります。あらゆるものは常に”変化し”、永遠に変わらないものは何一つないという意味です。すべてのものごとには”終わりがある”といった悲観的なイメージがありますが、あらゆるものは常に”変化し”続けるからこそ「つらいこと」「悪いこと」も、変化する時が訪れるのです。

切羽詰まった時には、目の前のことに対処するので精いっぱいですが、いつまでも続きません。明けない夜はないのです。    :本願寺派総合研究所 研究員 隅倉浩信