春季彼岸入り

朝から冷たい雨の降る彼岸入りとなりました。

玄関にて、御堂さん(冊子)と築地本願寺煎餅を用意してございますので、ご参拝の際に是非お立ち寄りください。

 

新型コロナ感染高止まりで気の抜けない中、一昨日は東日本大震災を想起させる大きな地震がありました。皆さま方に被害のなかったことを念じております。また被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

寺も一時的に停電となりました。真っ暗な真夜中、このまま停電が続いたらどうしようか、続いて本震が来たらどうしようかと不安がよぎりました。しかし、そのような不安とは比べられられない程の大きな恐れの中にウクライナがあります。破壊と暴力にさらされ、命の危険と隣り合わせにある彼の地を思うと一日も早く平和が戻ることを願ってやみません。

 

法句経にある仏陀の言葉を以下に引用します。

 

第10暴力

 

129 すべての者は暴力におびえ、すべての者は死をおそれる

    己が身をひきくらべて、殺してはならぬ 殺させてはならぬ

130 すべての者は暴力におびえ、すべて(の生きもの)にとって生命は愛しい

    己が身にひきくらべて、殺してはならぬ 殺させてはならぬ