浄土真宗のみ教え

今年もあっと言う間に半年が過ぎ入梅となりました。

なかなか寺の行事(法要)が思い通りにゆかない日々が続き、ワクチン接種が速やかに進むことを切に願っております。

さて、4月13〜15日に本願寺御影堂にて営まれた「春の法要」にて、ご門主さまより「浄土真宗のみ教えについてのご親教」が述べられました。

その中の一部を抜粋しますので、是非お味わいください。

 

・・・如来のお慈悲に救われていく安心と喜びのうえから、仏恩報謝の道を歩まれたのが親鸞聖人でした。私たちも聖人の生き方に学び、次の世代の方々にご法義がわかりやすく伝わるよう、ここにその肝要を「浄土真宗のみ教え」として味わいたいと思います。

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 南無阿弥陀仏

 「われにまかせよ そのまま救う」の 弥陀のよび声

 私の煩悩と仏のさとりは 本来一つゆえ

 「そのまま救う」が 弥陀のよび声

 ありがとう といただいて

 この愚身をまかす このままで

 救い取られる 自然の浄土

 仏恩報謝の お念仏

 

 み教えを依りどころに生きる者 となり

 少しずつ 執われの心を 離れます

 生かされていることに 感謝して

 むさぼり いかりに 流されず

 穏やかな顔と 優しい言葉

 喜びも 悲しみも分かち合い

 日々に 精一杯 つとめます

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来る2023(令和5)年には親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃法要をお迎えいたします。

聖人が御誕生され、浄土真宗のみ教えを私たちに説き示してくださったことに感謝して、この「浄土真宗のみ教え」を共に唱和し、共につとめ、み教えが広く伝わるようお念仏申す人生を歩ませていただきましょう・・・・