新年明けまして おめでとうございます
本年もどうそ宜しくお願い致します
昨日の元旦会には、暗く寒い時刻ながら沢山のお参りを頂きまして有難うございました。
今月の掲示板には「雲外蒼天」と書きました。
これは「絶望せず困難を乗り越え、努力して克服すれば快い青空を望める」の意味の四字熟語ですが、雲に覆われた闇と光や蒼穹(あおぞら)との関連で言えば、お正信偈の一説も思い出されます。
譬如日光覆雲霧(よし日の雲に 隠るとも) 雲霧の下明無闇(下に闇なき ごとくなり)
煩悩のある私たちは、日々色々な出来事に出会う中で、その心は雨風動乱にあってはまどい、安らかな心境であり続けることは出来ません。しかし、私の方で、自分に吹き荒れる雨風、心を覆う雲霧ばかりを眺め、とらわれれていることも少なくないのでしょうか。
「必ず救う」という仏様の救いのひかりは、いつなんどきでも私たちに届けられています。
そのことを味わいつつ安らかで穏やかな一年を過ごしてまいりたいことです。
今月は18日午後2時より初法座がございます。
ご講師は白川淳教師をお迎えいたします。是非お参り下さい。