門徒式章

漸く住職継職奉告法要の記念品の送付を終えました。同封したお礼状にも記しておりますが、こちらは「門徒式章」でございます。

「もんとしきしょう」と読み、浄土真宗本願寺派の門信徒が仏前における礼装として首から下げて着用する法具のことです。

白い「下がり藤紋」は宗紋にあたりますが、この度の法要に際し重恩寺オリジナルのデザインで作成したものです。

 

門徒式章は、昭和25年の本願寺の規定によって制定されました。

「門徒」とは、寺院護持のために浄土真宗本願寺派の寺院に所属する檀信徒のことを総称して門徒といいます。

「式章」とは浄土真宗の門徒のあかしとなるものです。ご家庭での仏事や法事、お寺での行事の時に是非身につけていただきたく存じます。