あれこれ

先月の公開講座「超入門!親鸞聖人」にはお陰様で50名を越える皆さまにお集まりいただきました。有難うございました。

その際に、合群先生がご用意くださった資料から山口晃画伯作「80代の親鸞」についての記述を以下に抜粋します。

「親鸞聖人は90歳の長寿を全うしました。現在、残されている多くの著作のほとんどは、80歳以降の晩年に著されたといわれています。その衰えを知らぬ知的欲求、表現意欲に驚かされます。そうした80代の親鸞聖人を描いた画に「熊皮の御影」と呼ばれる有名な座像があり重要文化財に指定されています。本作品は、現代の絵師、山口晃氏が、「熊皮の御影」に21世紀の息吹を与えて、私たちの眼前に鮮やかに蘇らせたもの。深いしわが幾重にも刻まれた顔には、たゆまぬ思索を映す瞳が意志的に描き出されている。跳ね上がった眉や高い保保骨など、親鸞の特徴を的確に捉え、近づけばまるでその息遣いが聞こえてくるような山口晃氏の筆致に、「熊皮の御影」の作者・浄賀法橋も感嘆するにちがいありません。」

「80代の親鸞」については今後も折に触れ公開を考えていきますので、是非ご覧ください。

 

さて、2月12日は当山仏教婦人会の総会並びに新年会が開催されます。ご講師は、西蓮寺ご住職(本願寺派布教使)艸香雄道師をお迎えします。立春を過ぎてもまだまだ寒い日が続きますが、体調を崩されず皆様がご参加出来ますことを念じております。