小正月もとっくに過ぎてしまい、新年のご挨拶より寒中お見舞いの方が相応しい頃となってしまい失礼致しました。

本年もよろしくお願い致します。

 

左の写真は、昨日箱根大観山の頂上から霊峰富士を写したものです。(友人がSNS投稿したものを拝借しております。)

横山大観がここからの富士山をこよなく愛したことから大観山と言うそうです。

確かに絶景。

冠雪富士山は稜線まで美しく、柔らかな日差しとたなびく薄い雲に覆われた様子が更に素晴らしさを引き立てて絶妙な味わいのある写真です。

実は、友人、先週も同じところから写真を撮っていて、これは富士山の山頂に雲がかかったものでした。昨日のものも、この時だからこそ、この雲と光に出会ったことでしょう。

日々どころか一瞬一瞬で富士山の見え方は異なるはずです。

確かに写真に収めることは出来るのですが、私たちは「今」をとどめおくことは出来ません。

そのような「今」であるからこそ、かけがえがないのではないでしょうか。

私たちの一瞬一瞬にあるかけがえのなさを深く味わえたならば、そこに深い喜びが生まれてくると思います。

今年も報恩感謝の年となりますよう念じ上げます。